小児科コラム

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日本小児科学会が5〜17歳の全ての子どもに対するコロナワクチン接種を推奨!!

これまで日本小児科学会は基礎疾患のある子どもに対しては『重症化予防が期待される』、健康な子どもに対して『接種の意義がある』という表現にとどめておりましたが、8/10に『5〜17歳の全ての子どもに新型コロナワクチン接種を推奨する』という表現に変更しました。

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404

今回の日本小児科学会の声明を簡単に紹介します。

◎5〜17歳の全ての子どもに対する新型コロナワクチン接種を推奨

①小児患者数の急増に伴い、以前は少数であった重症例・死亡例が増加

第7波はこれまでの流行と違いは、子どもの感染者数が急増しました。

感染者数の急増に伴い、以前の流行と比較しクループ症候群、熱性けいれん、嘔吐・脱水により入院を要する症例や、稀ではありますが脳炎・脳症、心筋炎などの重症例、そして残念なことに亡くなってしまう症例も第7波で増加しております。

 

②有効性・安全性を示すデータの蓄積

これまで世界各国から新型コロナワクチンの有効性と安全性に関する大規模な研究データが多く蓄積されました。

有効性としてオミクロン株を含めた重症予防効果が40〜80%程度認められること、安全性として12〜17歳における副反応の発生率は若年成人と同等、5〜11歳における副反応はより軽い傾向か確認されたことを日本小児科学会は示しております。

 

また接種後の心筋炎・心膜炎の発症頻度は稀ではありますが、接種後数日以内の胸痛、動悸などの症状を認めた際はすぐに医療機関を受診すること、接種当日の激しい運動を控えるよう説明しております。

 

現在の小児における感染流行状況、接種によるメリット(発症予防効果・重症予防効果など)がデメリット(副反応など)を大きく上回るという判断から『推奨する』という表現に変更されました。

 

◎子どもを守るため、周囲の大人へのワクチン接種を推奨

新型コロナウイルスから子ども守るためには、周囲の大人(養育者や小児に関わる業務従事者等)への新型コロナワクチン接種が重要です。周囲の大人が適切な回数(3回目または4回目)の新型コロナワクチン接種を受けることを日本小児科学会は推奨しております。

 

◎12〜17歳の子どもに対する早期の追加接種(3回目)を推奨

◎有効性について

デルタ株に比しオミクロン株では発症予防効果、重症化予防効果の減衰が早く、追加接種によりその効果が回復することが報告されております。オミクロン株流行期における12~15歳の小児に対する追加接種(3回目)の発症予防効果は接種後2~6.5週時点で71.1%と報告されています。

 

◎安全性について

アメリカの報告によると初回接種後(2回目)と追加接種(3回目)の副反応の発生率に大きな差はなく、追加接種後に入院を要した患者は3418人中1名(片頭痛のため)と稀であったとされます。

 

以上の点から2回目の接種から5か月以上経過した12~17歳の小児に対しては、早期の追加接種(3回目)を日本小児科学会は推奨しております。

 

以上になります。

第7波で子ども新規感染者数が激増し、それに伴い入院を要する症例や残念ながら亡くなってしまう症例が報告されています。またワクチン接種が承認されていない2歳未満の子どもにおいて重症化リスクが増大するという報告もあります。そんなお子さんを守るためにも、接種可能な年代のお子さんのワクチン接種、また周囲の大人の追加接種をご検討いただければと思います。

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院長 若林 大樹

院長 若林 大樹

資格

日本小児科学会 専門医

所属団体

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