小児科コラム

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就学時前にはワクチンチェック。3種混合もぜひ接種を

Sunnyキッズクリニックの院長の若林大樹です。
ワクチン接種のスケジュールって、めちゃくちゃわかりにくいですよね?

自分も学生時代には覚えるのにとても苦労しました。

自分的には、

①1歳まで
②1歳〜2歳まで
③就学前

に分けて考えるとわかりやすいかなと考えています。

こちらがよくあるとてもわかりやすい図で、赤丸で囲った場所が就学前に追加するワクチンです。今回は就学前に接種できるワクチンについての解説を行っていきます。

読み終わる頃には、就学前に接種するワクチンに関して完璧に把握できるので、しっかり頑張りましょう😁

赤丸を部分を見てみると、

・おたふく
・3種混合
・ポリオ

この4種類を接種できることがわかります。

定期接種はMRワクチン のみ
それ以外は任意接種となります。

定期接種のMR(麻疹・風疹)ワクチンは必ず

1歳に1期で接種しているはずです。

1歳になったら6つ接種できるワクチンのうちの一つですね。

1回だけでは免疫が不十分なので就学前にもう一度接種する決まりになっています。

このタイミングで、他の3種類を接種するかどうか考えればいいでしょう。

任意接種の3種類で優先順位が高いのはおたふくと3種混合

有用性が認められているワクチンなので3種類とも接種できるのであれば接種した方が、絶対にいいです。

でも自費なのでお子さんが多いご家庭などでは大変ですね。

自分的に優先度が高い順に、おたふく、3種混合、ポリオの順番と考えています。

理由について下に解説していきます。

おたふくかぜワクチン

自費ですが、時期としてはMRワクチンと一緒で、1歳の時に1期で接種しているはずです。

3歳以降に2回目を接種できますが、
タイミングとしては

・日本脳炎を追加するタイミング(3歳)
・MRを追加するタイミング(就学前)

で接種することが多いです。1回目を接種して2回目を接種していないお子さんはこのタイミングでぜひ接種するといいでしょう。

ワクチンの主な目的は、

・病気にかからない様にする

・病気を広げない様にする

・感染に伴う副作用を予防する

の3つが考えられます。

おたふくかぜワクチンを接種する最大のメリットは、難聴の予防です。

おたふく風邪にかかる事で難聴を起こす可能性があるので、難聴を予防できる事が1番の接種する意義だと自分は考えます。

この難聴は確率は低いですが、発症すると一生治りません大切なお子さんの聴力を守るためにも必ず接種しましょう。

3種混合

2018/8月から小児科学会からも追加接種が推奨されています。

理由は百日咳感染症の予防が目的です。

「百日咳は4種混合に含まれていて、赤ちゃんの時期から1歳までに4回も接種しているのになぜ?」 
と思われたご家族はめちゃくちゃ鋭いです!

実はワクチンの免疫の持続効果が短く、
近年下の図の様に、学童期や成人感染例が増えており、1歳未満のお子さんに感染し、重症化する例が多くなっています。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/pertussis-m/pertussis-idwrs/8696-pertussis-190327.htmlより引用

自分も群馬での勤務医時代に乳児のお子さんが急変し人工呼吸器管理になった例を何件か経験しています。

小学生以上や、大人では「少し咳がよく出る風邪」程度で済むことが多いですが、

1歳未満の小さいお子さんに感染すると重症化することがよくあります。

「病気を広げない様にする」為に、また「周りの小さなお子さんを地域で守っていく」為にも就学前に百日咳ワクチンを接種することをお勧めします。

ポリオ

ポリオは4種混合に含まれていて、百日咳と同じく赤ちゃんの時期から1歳までに4回も接種します。

日本では以前は経口生ポリオワクチンを使用しており、2012年に現在の不活化ポリオワクチン に切り替わりました。

不活化ポリオワクチンは経口生ポリオワクチンよりも免疫がつきにくいため、幼児期での追加接種を日本でも勧められています。

日本以外の諸外国では4歳以降の追加接種は導入されており、世界標準に合わせた形でスケジュール改定となっております。

ポリオは世界での発生数は少ないですが、有効な治療法がない病気です。重症になると手足の麻痺や、呼吸不全・肺炎による死亡に繋がります。一度起きた麻痺は回復しない事も多く後遺症が残る怖い病気です。

ワクチンでしっかり予防することをお勧めします。

まとめ

今回は就学前に接種するワクチン4種類に関して優先順位も含めて紹介しました。

もちろん全て接種したほうが病気や副作用を防げるのでいいですが、自費になるものもあるので、どう言った目的で接種したほうがいいのかまでしっかり把握するといいでしょう。

小学校に上がる前にもう一度お子さんの予防接種で接種し忘れているものがないかしっかり確認することは重要なことです。

もしわからなければ、母子手帳をご持参の上クリニックで相談してくださいね。

最近周辺の保育園、幼稚園へのご挨拶も始めました。

是非幼稚園、保育園などで当院のパンフレットを受け取った際は、
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開院前12/18、19、20には内覧会も行う予定です。

皆様にお会いできる日をスタッフ一同楽しみにしています。

ではまた。

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院長 若林 大樹

院長 若林 大樹

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