子どもの病気

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5分で分かる 新型コロナウイルス感染症に関して

新型コロナウイルスが日本で感染拡大し、早くも1年以上が経ちました。毎日のように新型コロナウイルス関連のニュースが報じられる中、新型コロナウイルスって一体どんな感染症なんだろう、どの程度の感染症なんだろうと疑問に思っている方も多いかと思います。

本日は新型コロナウイルスについて簡単ではありますが、お話しできたらと思います。

この記事は5分で読め、コロナウイルス 感染症に関して理解することができます。
今日も一緒に勉強していきましょう!

 

◎新型コロナウイルスの感染力について

新型コロナウイルスは一般的に飛沫感染、接触感染により感染します。感染対策として、3密を避ける自粛、マスクの着用、手洗い・うがい・消毒、渡航制限などが行われたおかげか、2020・2021年シーズンにおいて飛沫感染、接触感染を感染経路にするあらゆる感染症が激減しました。季節性インフルエンザは顕著な例で小児科医となって初めて1人もみない奇跡的なシーズンでした。感染対策のおかげかあらゆる感染症が激減する中で、それでも感染拡大する新型コロナウイルスの感染力は他とは比べものにはならないと考えられます。

 

◎新型コロナウイルスの感染の特徴について

新型コロナウイルスは感染コントロールが難しい点として、無症状期にも強い感染力を有することが挙げられます。季節性インフルエンザは感染力が発症後2−3日にピークであるのに対して、新型コロナウイルスは発症日がピークとされ、発症3日前、つまりは無症状期にも強い感染力を有していることが分かっております。現に新型コロナウイルス患者の感染経路のうち半数以上が無症状者からの感染であったとされる報告もあります。

以上の点から、たとえ無症状でも感染していた場合は他者に感染させる恐れがあります。他者に飛沫を飛ばさないためのマスクの着用をはじめ、3密を避けるなどの感染対策が重要であると考えられます。

 

◎新型コロナウイルスの脅威について

新型コロナウイルスが確認され1年以上がたち、死亡者は世界では350万人、日本では1万人を超えました。新型コロナウイルスは同じ呼吸器感染症で多くの方に馴染みのある季節性インフルエンザと比較されることが多いかと思います。致死率(死亡者/感染者)という点で比較すると、季節性インフルエンザは致死率0.01%未満であるの対して、新型コロナウイルスは約2%とおよそ20倍近くであり、圧倒的に新型コロナウイルスが脅威であることがわかります。人工呼吸器装着率、ICU使用率など死亡以外の様々な点においても季節性インフルエンザよりも脅威であることが多くの論文からも分かっております。

また感染後の後遺症についても問題になっております。入院を要するような比較的重症の感染者にみられることが多いようですが、入院を要しない軽症の感染者にも症状がみられることがあるようです。症状は様々で倦怠感、呼吸苦、胸部不快感、嗅覚障害、脱毛などがあり、数ヶ月単位続くと報告されております。

上述の点からも新型コロナウイルスはやはり脅威であり、感染しないことが何よりだと考えます。

 

◎まとめ

ここまで簡単にお話しましたが、新型コロナウイルスはやはり恐ろしい感染症だと考えます。人類の歴史を振り返ると、これまで感染症との戦いの連続で、その度に人類は知恵を絞り感染症に打ち勝ってきました。そして今回も待望の切り札として新型コロナウイルスに対するmRNAワクチンが登場し、接種が進む海外では終息がみえた国もあります。日本も少しずつワクチン接種が進んできました。1日でも早くこれまでの『日常』が取り戻せますよう、日々感染対策を怠らず診療に取り組めたらと思います。

 

次回は小児における新型コロナウイルス感染症についてお話したいと思います。

 

 

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院長 若林 大樹

院長 若林 大樹

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日本小児科学会 専門医

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