BCG
結核を予防するワクチンです。結核は3~4歳以下、特に1歳未満は重症化しやすい病気です。重症化すると肺結核になったり、脳を包む髄膜につく結核性髄膜炎になり、重い脳障害を合併する可能性があります。結核患者の少ない先進国ではBCGワクチンの接種をやめている国もありますが、日本は結核患者の多さでは世界的にみると中間的な国のためワクチン接種が行われています。生後5か月からの接種を勧めております。
2~3週間後にポツポツと接種部位が腫れることがありますが、数か月で自然に治ります。
※接種した部位の強く腫れてしまい、ご心配な方は気兼ねなく当院へご連絡ください。
BCGの安全な接種のために注意事項
● 接種前1週間に、抗生剤を内服した場合、接種日の延期が必要です。抗生剤の内服が始まった場合、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
● 左上腕にステロイドや他の炎症を抑えるお薬を塗っている方はBCG接種2〜3日前から接種部位の薬の塗布は避けてください。上腕以外の場所に薬を塗布することは問題ありません。保湿剤は上腕部も塗布可能です。
● 接種前1週間に、抗生剤を内服した場合、接種日の延期が必要です。抗生剤の内服が始まった場合、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
● 左上腕にステロイドや他の炎症を抑えるお薬を塗っている方はBCG接種2〜3日前から接種部位の薬の塗布は避けてください。上腕以外の場所に薬を塗布することは問題ありません。保湿剤は上腕部も塗布可能です。