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胃腸炎時・嘔吐時の水分摂取について

こんにちは!Sunnyキッズクリニック川口駅前院です。

本日は、胃腸炎や嘔吐の時の水分摂取についてホームケアのコツをお伝えできればと思います。

朝晩、涼しくなり小さなお子様の発熱や嘔吐・下痢でクリニックにご来院いただく患者様が増えてきています。

中でも、ちいさいお子様の胃腸炎症状は特に心配なもの。

そんな胃腸炎時のケアについて、簡単にお伝えします。


 

ホームケアのポイント
小さなお子様はとくに脱水や低血糖などを起こしやすいので、注意が必要です。
嘔吐後の水分 嘔吐時は胃炎の状態なので、胃が拒絶している間は何を摂取しても吐いてしまいます。少し飲食をおやすみする時間が、胃腸をやすめるケアになりますので、1〜2時間おやすみする時間を作りましょう。飲ませはじめは5ml程度で開始し、15分休ませます。吐かなかったらまた5ml飲んで休みを繰り返します。1時間程度様子をみて吐かなければ、少しずつ飲水量を増やします。一度にたくさんの水分を飲まないことがポイントです。
脱水の見分け方 おこさんの爪を5秒ほど圧迫し、離します。白からピンクに戻るまでの時間が2秒以内であれば問題ないでしょう。尿がしっかり出ているかという点も大事な観察ポイントです。月齢にもよりますが、乳幼児で12時間以上排尿が見られない場合は、診察しに来ていただいたほうが安心です。
低血糖に注意 乳幼児は低血糖になりやすく、食事が全く取れない場合は注意が必要です。水分は経口補水液やスポーツドリンク、リンゴジュースなど糖分・塩分を含んでいるもので補ってあげるのが大事です。食事は1日に必要な水分量がしっかり取れるようになってからで問題ありません。下痢がひどい場合は、食事をお休みすることが腸の炎症の回復に繋がります。

熱を出すのはいつもお休みの日・・・なんてお子さんを持つとあるあるですね。当院は休日診療も休日の予防接種も365日可能です。

なんとなく聞いてみたいけど機会がなくて聞けないこと・・・ありませんか?なんでもご相談いただけると嬉しいです。

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Sunnyキッズクリニック
院長 白鳥 孝俊

院長 白鳥 孝俊

資格

日本小児科学会 専門医、指導医

日本腎臓学会 専門医

所属団体

日本小児科学会

日本腎臓学会

日本透析医学会