下痢の時の対応

こんにちは!Sunnyキッズクリニック川口駅前院です。
本日は、下痢の時の対応についてとホームケアのコツをお伝えできればと思います。
季節も変わり寒くなってきたことで朝晩、涼しくなりましたね。季節の変わり目もあり小さなお子様の発熱や嘔吐・下痢でクリニックにご来院いただく患者様が増えてきています。
中でも、ちいさいお子様の胃腸炎・下痢症状は特に心配なものですよね。
子どもが下痢をする原因はストレスや食べ過ぎなど、さまざまな原因によって腸の動きが活発になり、腸の水分吸収が悪くなったり、腸液の分泌が増えることで水分の多い便が頻回に排泄されることによって起こります。
とくに気をつけたいのはウイルスや細菌によって引き起こされる「感染性胃腸炎」での下痢です。感染性胃腸炎では、下痢だけでなく発熱や嘔吐などの症状が表れることもあるため、より手厚くホームケアを行う必要があります。
下痢は基本的に体を治そうとする反応のひとつです。無理に止めようとするとお腹の中でウイルスや菌が密閉されてしまい、治癒を遅らせてしまうこともあります。
そのため、自分の力で治ってくるのを待つことも大切になります。
また、おしりのかぶれなど下痢以外の症状がないか確認しましょう!
○ホームケアのご案内○
子どもが下痢を繰り返すと脱水を起こしやすくなるため、まずは水分と塩分をしっかり補給してあげましょう。脱水予防に必要な成分が補給できる経口補水液や子ども用のイオン飲料などがおすすめです。
とはいえ一度に大量の水分を摂取すると胃腸に刺激を与えてしまい、下痢症状が悪化する可能性があります。そのため最初はティースプーン1杯程度の量の水分を5~10分おきに与えてあげましょう。
母乳:吐き気がおさまって、飲めるようになればそのまま続けましょう
ミルク:薄める必要はありません。飲めるならしっかり飲ませてあげましょう
消化のいい食事を与える
水分が摂取できるようになり子どもの食欲が戻ってきたら、少しずつ食べさせてあげてください。
離乳食:吐き気がおさまって、食べられるようであれば、いつもどおりで大丈夫
幼児食:吐き気がおさまって、食べられるようであれば、いつもどおりで大丈夫
下痢をしているときは胃腸が弱っているので、最初はおかゆやうどん、バナナ🍌など消化が良くエネルギー源になるものがいいですよ。脂っこいものや糖分の多い食品は下痢症状を悪化させることがあるので避けたほうが安心です。
ほかには…そーめん、野菜や豆腐の味噌汁、白身魚、鶏肉のささみ、りんご、バナナ、プリン、カステラ、卵ボーロ、ビスケット、赤ちゃんせんべい、ウエハース、
柔らかく煮込んだ野菜(大根・かぶ・キャベツ・白菜・かぼちゃ・じゃがいも・里芋) がおすすめです
○おしりのケアをする○
子どもの下痢が続くと、おしりがかぶれてしまうことがあります。とくにおむつを履いていたり、トイレットペーパーやおしりふきでゴシゴシ拭いたりすると肌荒れを起こしやすくなるので、以下の点に気をつけてみてください。
- おしりが汚れたときは拭かずに洗う🫧
- おしりを洗ったあとはしっかり乾燥させる
- ワセリンや保湿剤を塗る
- こまめにおむつを替える
ひどくなってしまったらお薬が必要なこともありますので受診していただくことも必要です。
○家族の感染対策をする○
下痢の原因がウイルスや最近の場合は、しっかり対策をしていないと家族にも感染が広がってしまうことがあります。下痢をしている子どものお世話をするときは、以下のような感染対策を行いましょう。
- こまめに石鹸で手を洗う🫧
- 便で汚れたものは次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒する
- おむつを替えるときはマスクと手袋を着用する
- おむつはビニール袋に入れて密閉して捨てる
○診察の目安○
子どもが下痢をしていても、しっかり水分補給ができていて下痢以外の症状が見られない場合は、急いで病院を受診する必要はありません。ただ、以下の項目に該当するときは、脱水を起こしていたりウイルスや細菌に感染していたりする可能性があるため、早めに病院を受診してください。
- 1日に6回以上、水っぽい下痢が出ている
- 口の中や唇が渇き、尿が半日以上出ていない
- 便に血が混じっている
- 腹痛や嘔吐をともなう
- ぐったりしている、意識状態が悪い
- 呼吸が浅い
- 下痢が1週間以上続いている
- 便の臭いや色に異常がある(白色、すっぱい臭い、腐った臭いなど)
上記症状や不安、心配事ありましたら、いつでもご相談くださいね。
