母乳が出すぎてつらい…
こんにちは!Sunnyキッズクリニック 助産師の柴山です!🐶
先日、助産師外来に「母乳が出過ぎてしまうことが今1番しんどいです」とお話しにきてくださるママがいらっしゃいました。
おっぱいが張りすぎて痛いこともつらいですし、母乳がでて衣類が濡れてしまうんじゃないか…とご不安にもなりますよね。
一度乳腺炎を経験された方も2度とあの痛みを味わいたくない…とご不安になられるかもしれません。
母乳がよくでることを「贅沢な悩み」と片付けられてしまうこともありますが、乳腺炎なども起こしやすくとてもつらいものです。
多くの場合、母乳の需要と供給のバランスは保たれることが多いですが、母乳の分泌(供給)がお子さんの必要量(需要)より多くなってしまうことが時々あります。
今日は、必要量以上に母乳が出る状態(母乳分泌過多)についてお話しさせていただきます!
母乳分泌過多って…?
漢字のとおりなので、イメージは湧きやすいでしょうか…?🤔ただ、「母乳分泌過多」に明確な診断基準はないんです!
乳汁が過剰に産生されることで、ママが苦痛や不快感を感じたり、授乳後もおっぱいが軽くなった感じがなく搾乳が必要といったことなどから診断されます。
先ほどもお話したとおり、母乳分泌過多の原因の多くは、需要と供給のコントロールがとれなくなっていることです。しかし、ママの身体的な理由から起こる場合もあります。
例えば、高プロラクチン血症などのホルモンの分泌異常や甲状腺機能低下症などの疾患が原因で起こる場合もあります!
持病のため飲んでいる薬剤やハーブ等が影響している場合もあります。
分泌をコントロールするために色々トライしてみたけど、それでもコントロールが難しい時は、一度産院への受診をおすすめします。
どう対処したらよいの?
授乳の前後に乳房のマッサージなどしてくださっている場合は、一旦マッサージは中止してみてください。
冷やすとおっぱいが楽になることが多いです。冷たいタオルや小さな保冷剤などを使っていただいて構いません。
搾乳のしすぎが原因の場合は、母乳を「しぼる」というよりは「出す」程度(あまり時間をかけない、しぼりきらず少し楽になったらやめるなど)に加減していただく必要があります!
血流を悪くするために、おっぱいを圧迫するのも効果があるといわれているので、冷たいタオルをブラジャーのカップ部分にいれて冷やすと、圧迫+クーリングができるので良いかもしれません!
以前お話ししたとおり、母乳がおっぱいの中にたまっていると乳汁産生抑制因子により母乳が作られにくくなります(オートクリンコントロール)。
ですから、できる限り(母乳を)出さずに張っている状態にしておいてほしいのですが、とはいえ、乳腺炎等も心配です…😢激痛ですからね…😢
乳腺炎のような症状(発熱・悪寒・しこり・腫れ・発赤)がある場合は、我慢せず出産された産院やお近くの助産院を受診してくださいね!
「母乳をあげたい」と思ってくださっているママが、快適に授乳が続けられますように…!🌱
授乳以外にも子育て全般のお話しなど…ゆっくりお話しませんか?🌱
Sunnyでお待ちしております🌱✨✨
