子どもの病気コラム
うちの子便秘かな? こどもの便秘に関するよくあるQ andA
Sunnyキッズクリニックの院長の若林大樹です。
クリニック開院前後は、Clinic Blog、お知らせの更新の方が多くなってしまい、病気関連のBlogの更新が滞っていました。
今回は久々の投稿になります。
お子さんの『便秘』に関してのお話です。
子育て中お子さんの「うんち」に関する疑問は誰もが抱くものです。
本日は便秘に関するよくある疑問をQ andA方式でまとめてみました。
この記事を読むことで、クリニックを受診した方がいい便秘がどんなものかという事がよくわかるでしょう。
便秘については、わかりやすく説明した記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
パパママが抱くよくある疑問に関するQandA
受診したほうがいい具体的な症状は
・排便が週3回未満
・排便時に痛みがある
・肛門周囲やパンツに便がついている
・少量の硬い便だけが出る
・いきんでいるけど便が出ない
・便に血がつく
・排便に時間がかかる
・生まれてから自力で便が出せない
これらの項目に当てはまる場合には便秘として治療が必要であったり、何らかの病気が原因のこともあります。必ずクリニックの受診を検討してください。
お子さん全体で1割程度、小学生では2割程度
便秘は決して珍しくないという事がわかります。
パパやママにとって初めての子育てだと、相談したほうがいい状態なのか判断が難しいことも多いです。
しかし、迷ったときは一度クリニックで相談していただけると助かります。
母乳から人工乳へ変えたとき
離乳食を始めたとき
集団生活を始めたときなどがかかりやすい時期と言えます。
逆に少し柔らかくて半固形状態までが許容範囲です。
スムーズに治療ができた場合でも治療をやめるとすぐに元の状態に戻ってしまいます。
その為治療を開始したこども達の半数ぐらいは2年以上の治療が必要です。
まとめ
今回はよくある便秘に関する質問についてまとめていました。
便秘は放っておくと癖になり、大人まで持ち越してしまう怖い疾患です。
気になる場合は迷わず一度クリニックで相談してください。
嬉しいことに開院してまだ10日程度ですが多くの便秘で悩むお子さんも受診してくださっています。