小児肺炎球菌ワクチンって?

肺炎球菌ワクチンは肺炎の原因となる細菌の一つです。HIbと同じく、細菌性髄膜炎、菌血症、中耳炎など重症な細菌感染症の原因となります。
お子さん達は免疫が弱い為、ワクチンを接種しなければ肺炎球菌に感染し、重症細菌感染症にかかる可能性があります。
お子さんの肺炎球菌感染症は小児用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。Hibワクチンと同時接種する事で、細菌性髄膜炎の予防に非常に有効となっております。安全性、効果も高いことから、Hibワクチンと並び、WHOでも「それぞれの国が22/28定期接種に入れるべき最重要ワクチンの1つ」として勧告しております。日本でも2013年から本格的に定期接種に組み込まれました。
感染経路として…
肺炎球菌は主に小児の鼻や喉に存在し、咳やくしゃみによって周囲に飛び散ります。(飛沫感染)
成人の肺炎球菌感染症は、主に小児に棲み付いている肺炎球菌が感染することで起こると考えられています。そのため、早い段階で予防接種を受けることがより安全であるといえます。
肺炎球菌の予防接種の有効性
ワクチン接種により、血液や髄液から検出されるような重篤な肺炎球菌感染症にかかるリスクを95%以上減らすことができると報告されています。
接種期間・間隔
当院では2ヶ月・3ヶ月・4ヶ月・1歳1ヶ月以降(追加分)で接種を勧めています
肺炎球菌は生後2ヶ月以降から3回接種します。(追加分接種の場合は4回)
1回目〜3回目は27日以上の間隔を空けて接種。4回目(追加分)は3回目の接種日から60日以上の期間を空けて接種します。
どの年齢でも接種は可能ですが公費対象となるのは5歳未満となります。
生後2ヶ月になったら早めにヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチン、四種混合ワクチンを接種してください。
注意点
・2回目及び3回目は2歳未満までに終了するようにしてください。
・追加分は1歳以降に実施するようにしてください
