母乳育児のメリット①
こんにちは!
Sunnyキッズクリニック川口駅前院 助産師の柴山です🐶🌱
川口駅前院の勤務が増え、以前助産師外来でお会いしたお子さんやママに再会できたり😳💓
戸塚安行院に来てくださるお子さんやご家族にたまたま川口院でお会いできたり😳💓
最近、そんな日々が増えて嬉しいなぁと思っています!😊🌱
これからも子育て中のママやパパと繋がっていられたら嬉しいです😊🌱
今後ともよろしくお願いいたします🙇♀️🌱✨
さて😲❗️先日、「母乳をあげた方がいいのかなとなんとなく思っているから、母乳を続けているんです」と、あるお母様からご相談をいただきました。
確かに母乳のメリットは、知っているようなよく知らないような…な方も多いのかなと思いました。
私は助産師ですが、「何がなんでも母乳を頑張りましょう!」といった思いはなくて、それぞれのご家庭やお子さんにあった授乳の方法がママやパパと一緒に探せると良いなと思っています。
もちろん、「絶対母乳を頑張りたい!」というママやパパには、全力で💪サポートさせていただきますが💪🔥🔥
母乳のメリットデメリット、反対にミルクのメリットデメリット。
まずは、それらを正しく知っていただくこと。
それらを知っていただいた上で、ご家族とお子さんにあった授乳の方法を選んでいただきたい
と常々思っています。
母乳を頑張りすぎて、数十gの体重の変動に一憂されたり、実際の母乳量にママやパパが落ち込んでしまったり…
そんなふうにはなっていただきたくないなと思います。
一方で、「母乳にそんなメリットがあるなんて知らなかった。もっと母乳を頑張ればよかった」と
後悔もしてほしくないなと思っています。
なので、今回は、母乳育児のメリットについてお話しますが、「そうなんだ〜」くらいに思っていただければ嬉しいです🌱
今回はお子さんへのメリットについてお話しますね🌱✨
感染症や疾患等の予防
母乳はお子さんの胃腸炎やお風邪(気道感染症)、中耳炎などの予防効果があると言われています!
また、予防の効果は、授乳終了後も長期間持続する可能性が指摘されています。
それら以外にも罹患するリスクが低下したり、罹患しても軽症である可能性が報告されている疾病(疾患)はたくさんあります。
特に少し早くお産まれになられたお子さんには、壊死性腸炎(早産児に多い重篤な消化管合併症)や遅発性敗血症(生後72時間以降に発症する非常に重い感染症)、未熟児網膜症などのリスクが減ると言われています。
その他、肥満や糖尿病など、代謝性疾患のリスクも減少すると言われており、生涯の健康という面でも大切です🌱
乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防
母乳栄養とSIDSの予防効果は多くの研究で示されてはいるものの、理由ははっきりとはわかっていません。
ただ、SIDSの予防策は他にもありますので、あまり思い悩む必要はないかと思います。
認知能力・IQが高くなる?
これに関しては、母乳によってIQが高くなるという研究もあれば、そのような証明はされていないといった研究もあり、評価がわかれます。
アレルギーの予防
アトピー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎などに一時的に予防効果があるようです。
ただ、大きくなってからのアレルギー性疾患への予防効果は認められていないようです。
いかがでしたでしょうか。
次回は、ママへの母乳をあげるメリットについてお話しさせていただきます!
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Sunnyキッズクリニック
院長 白鳥 孝俊
資格
日本小児科学会 専門医、指導医
日本腎臓学会 専門医
所属団体
日本小児科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会