クリニックブログ

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誤飲①

窒息について


赤ちゃんは口や鼻をおおったものを自力で取ることができないため布団や吐いたミルクなど思いもよらないもので窒息する可能性があります。

危険なものは大人が赤ちゃんの周りから遠ざけ てあげましょう。

窒息の原因になりやすい物として、「食品」による窒息も珍しくなく、こんにゃくゼリー、ぶどう、ピーナッツなどの豆類、野菜スティッ ク、アメ、キャラメル、ポップコーン、甘栗などの食品があります。

その他、柔らかい布団な どの日用品やおもちゃの部品、硬貨、ボタン電池などの雑貨にも注意が必要です。

 予防としてできること


6 ヵ月になったら、何でも口に入れるようになります。 誤飲や窒息が始まる時期を知っておく必要があります。

早い 子では、5 ヵ月から「物をつかむ」、つかんだら「口に入れる」 行動が見られます。それ以降、何でも口に入れるのは 1 歳2- 3か月までのお子さんです。 乳幼児はトイレットペーパーの芯(39㎜)を通る大きさの ものなら、口の中に入れてしまい飲み込む危険性があります。

年齢に応じた大きさや形状にして食べさせる、びっくりさ せない。 乳幼児は、大きな食べ物を丸飲みにしたり、びっくりして飲み 込んでしまい窒息することがあります。

成長段階に応じ、食べ物は適切な大きさに切る、つぶすなどして 食べさせ、食事中に大きな声で呼ぶなど乳幼児をびっくりさせるよ うなことはやめましょう。 また、歩きながらや寝ながら食べさせることもやめましょう

☑️ ふわふわの柔らかい布団を使わない

☑️ 5歳以下の子どもにはピーナッツやアーモンド、枝豆などを与えない

☑️ ビニール袋や紐、電気コードなどを放置しない

☑️ 兄弟がいる場合上の子の小さなおもちゃに気を付ける(ビー玉やおはじきなど)

食品側の要因(窒息を起こしやすい食品)
☑️ 丸くつるっとしているもの 表面が滑らかなために口の中に保持できず、ふとした時に飲み込んでしまって喉につまり、窒息します。
↪︎ぶどう、プチトマト、さくらんぼ、ソーセージ、カップゼリー、こんにゃく、あめやピーナッツ
4歳を過ぎてからたべることが望ましいです。
4歳以下の子どもに、ブドウをそのまま食べさせるのは非常に危険です。「4歳以下の子どもには、ブドウを1/4以下の大きさに切って与える」などの対策が重要です
☑️ 粘着性が高く、唾液を吸収して飲み込みづらいもの よく噛まずに詰め込んで食べてしまうと、大きな塊のまま喉に入って窒息します。
↪︎もち、パン、ご飯、焼き芋、煎餅
一口量を守って詰め込まない。水分を摂って口の中を潤してから食べる。
☑️ 固くて噛み切りにくいもの 十分に小さくならないまま喉に送り込まれ、窒息します。
↪︎りんご、肉、いか
小さくする いかは小さくして加熱すると更に硬くなるので注意です。

もしも気道に食品が詰まってしまったら…応急処置のポイント


窒息の時のチョークサインは世界共通です。そして、急に顔色が悪くなり、よだれを垂らして、苦しそうな顔をして声が出せなくなります。

突然声が出なくなった、首をおさえ苦しそうにしている、唇が紫色になった、などの場合は 窒息を疑います。

窒息状態になると、たった数分で呼吸が止まり、心停止してしまう可能性があります。すぐに119番、そして応急処置を開始しましょう。

応急処置

1歳未満の乳児 すぐに救護者が膝を曲げ(もしくは椅子に座り)、太ももの上に子どもをうつ伏せに抱きあげ、子どもの背中の肩甲骨の間のあたりを手のひらで5~6回強く叩いて詰まった食品を吐き出させます(背部叩打法)。
1歳以上の子ども
腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行ないます。子どもの背中側から救護者の両手を回し、みぞおちの前で両手を組んで勢い良く両手を絞ってぎゅっと押すことで、詰まっていた食品を吐き出させます。