クリニックブログ

048-400-2291

【診療時間】9:00~18:00 365日年中無休
※木曜日は職員研修のため午後休診。

魚アレルギーと「ヒスタミン食中毒」

川口駅前院の分院長の高橋です。

私が記載した夜尿外来コラムスタッフブログもご覧いただけたら嬉しいです。

 

夏休みもそろそろ終わる時期ですが、まだまだ暑い日々が続きますね。

年々、夏が長くなっている気がするのは、私だけでしょうか。

 

さて、8月から9月にかけて美味しい代表的な魚はアジ、スズキ、カツオ(戻りカツオ)、そして、秋の味覚であるサンマなどです。

今回、魚とそのアレルギーについてお話しします。

「魚アレルギー」は診断が難しい

時に、魚を摂取するとアレルギー症状を生じるお子さんがいらっしゃいます。

医療者である私たちは、食事と症状の因果関係を考察し、「魚アレルギー」か、判断いたします。

 

魚アレルギーの特徴は、以下の通りです。

一度発症すると治りにくい
魚アレルギーを発症したお子さんは、他にも複数の魚に反応することが多い。
血液検査でアジ、サバ、サケ、タラ、マグロなどを調べることができるが、調べられない魚も多い
血液検査の数値と実際の症状が一致しにくい

 

魚アレルギーは、魚の筋肉にあるタンパク質が原因で起こります。

ほぼ全ての魚種に存在するパルブアルブミンというタンパク質があり、これによるアレルギーの場合は他の魚でも同様の症状を生じる可能性があります。

しかし、魚には他にもコラーゲン、アルドラーゼ,エノラーゼなど様々な成分があり、魚によって成分含有率が異なるため、魚によってアレルギー症状が出たり出なかったりします。

また、後述のヒスタミン中毒との区別もつきにくいため、確定診断が非常に難しいアレルギーの一つです。

魚アレルギーではないが、アレルギー様の症状を起こす「ヒスタミン食中毒

魚の筋肉には、ヒスチジンというアミノ酸が含まれています。

このヒスチジンは、魚が腐敗するとヒスタミンに変化します。

ヒスタミンを大量に摂取すると、蕁麻疹、顔面紅潮、頭痛などアレルギー症状に似た症状を呈することがあります。

つまり、鮮度が落ちると、「ヒスタミン食中毒」を引き起こしやすく、魚アレルギーと間違えられやすいです。

魚アレルギーとヒスタミン中毒の違いは、以下の通りです。

項目 魚アレルギー ヒスタミン食中毒
原因 魚に含まれるタンパク質(「パルブアルブミン」など) 鮮度が落ちた魚で繁殖した細菌が作る「ヒスタミン」
アレルギー体質 関係あり(免疫反応) 関係なし(誰でも発症する)
発症時間 食後すぐ〜数時間 食後数分〜1時間以内
加熱による効果 アレルゲンはなくならない場合がある ヒスタミンは熱に強いため、加熱しても防げない

 

ヒスタミン中毒を防ぐためのポイント

温度管理:購入後は常温に放置せず、すぐに冷蔵庫で冷やしましょう。
鮮度管理:気温が高い夏場は、調理前であっても長時間の保管を避け、新鮮なうちに食べ切りましょう。
内臓処理:ヒスタミン産生菌はエラや内臓に多いため、釣った魚などは持ち帰る前に内臓を取り除きましょう。

 

お気軽にご相談ください。

 

次の投稿でお会いしましょう。

 

ご予約はこちら

365日こどものミカタ
「子どもが安心して大人になれる社会に 大人が安心して子どもを育てられる社会に」

 

365日診療の小児科クリニック
土曜日、日曜日、祝日、休日も毎日診療
川口市、さいたま市、戸田市、北区
毎日、健診、予防接種も対応
小児科専門医による安心の診察なら
Sunnyキッズクリニックへ

 

# 小児科 # 予防接種  # 365日 # 休日診療 # 病児保育
# Pediatrics # vaccination # 365days # Medical checkup # Near the station # Kawaguchi
# 儿科 # 疫苗接种 # 全年无休 # 体检 #车站附近 # 川口 # Khoa Nhi
# Tiêm chủng # 365 ngày # Khám sức khỏe # Gần ga tàu # Kawaguchi