DT(2種混合)
二種混合ワクチンはDTワクチン といい、ジフテリアと破傷風の発症を予防するのが目的です。それぞれのアルファベットの頭文字をとったものです。
生後3ヶ月から、1歳の追加接種までの間に4回接種する四種混合(DPT-IPV)ワクチンの第2期の予防接種として1回接種します。
第1期の予防注射は最後1歳時に接種しますが、最後に接種してから10年程度で効果が弱まるため、このDTワクチンは11−12歳時に接種することが望ましいとされています。
学童期(11-12歳)の2種混合(DT)から3種混合(DPT)への変更に関して
二種混合(DT)ワクチンは百日咳に対する効果はありません。百日咳の免疫効果は4-12年で低下するため、定期接種の2種混合(DT)ワクチンの代わりに百日咳含有ワクチン3種混合(DPT)ワクチンを10歳以降に追加接種することで、百日咳感染の予防にもつながります。
現在は日本小児科学会でも就学前(小学校入学前、幼稚園の年長の年齢)に百日咳を含んだ3種混合ワクチン(DPT)の接種を推奨しております。
学童期のお子さんや就学前のお子さんを介した乳児や新生児の百日咳感染が問題となっているのでSunnyとしては、
・就学前(小学校入学前、幼稚園の年長の年齢)に百日咳を含んだ3種混合ワクチン(DPT)の接種する
・学童期(11-12歳)に2種混合(DT)ワクチンの代わりに3種混合(DPT)ワクチンを接種する
・学童期(11-12歳)に2種混合(DT)ワクチンの代わりに3種混合(DPT)ワクチンを接種する
どちらかを推奨しております。いずれの場合も、任意接種となる点はご了承くださいませ。