⼩児肺炎球菌
肺炎球菌ワクチンは肺炎の原因となる細菌の一つです。HIbと同じく、細菌性髄膜炎、菌血症、中耳炎など重症な細菌感染症の原因となります。お子さん達は免疫が弱い為、ワクチンを接種しなければ肺炎球菌に感染し、重症細菌感染症にかかる可能性があります。
ご存知の通り、お子さんの肺炎球菌感染症は小児用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。Hibワクチンと同時接種する事で、細菌性髄膜炎の予防に非常に有効となっております。安全性、効果も高いことから、Hibワクチンと並び、WHOでも「それぞれの国が22/28定期接種に入れるべき最重要ワクチンの1つ」として勧告しております。日本でも2013年から本格的に定期接種に組み込まれました。
その為繰り返しになりますが、生後2か月になったら1日でも早くヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウイルスワクチンを接種してください。