予防接種

048-294-0365

【診療時間】9:00~18:00 365日年中無休
※木曜日は職員研修のため午後休診。
診療する際はお知らせで告知します。

MR(麻疹・風疹)

麻疹(はしか)は空気感染で流行する病気のため感染力が強く、赤ちゃんがかかると重症化して肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。

風疹も感染力が強く、稀に脳炎を引き起こすことがあります。特に妊娠初期の女性がかかると先天性風疹症候群(心臓病、白内障、難聴など)の赤ちゃんが生まれる可能性があります。そのためお父さんも風疹の免疫力(抗体)があるか確認が必要です。
MRワクチンを接種しておけば、かかったとしても重症になることはまずありません。定期接種では1歳と小学校入学前に2回受けます。ただし、地域で大流行している時は生後6か月からの接種ができます。

風疹の追加的対策について
近年、働き盛りの年代での流行が問題になっています。この世代はワクチンの接種回数が十分でないため、風疹にかかりやすい状態です。妊娠初期の女性にうつすとおなかの赤ちゃんが難聴、白内障、心臓病、精神運動発達遅延などをもつ先天性風疹症候群(CRS)となってしまいます。2022年3月末までは、これまで定期接種でのワクチン接種の機会がなかった昭和37年度~昭和53年度生まれの男性が原則無料でMRワクチンを接種できます。
大切なパートナーや友人、家族を守るためにも、お住まいの自治体から届くクーポン券を使って、風疹の抗体検査と予防接種を受けてください。