外傷について
外傷について
こどもは遊具を使った遊びを通して心や体の能力を高めていきますが、そこには危険が隣り合わせです。
こどもの転倒は、つかまり立ちができるようになる生後10ヶ月から起こり始め、一人歩きができるの1歳でピークになります。子どもは重心が高く、相対的に頭が大きいため転倒しやすく、低年齢ほど頭のけがをしやすいです。
だんだんと大きくなるにつれて遊びも変化をしていきます。屋外での事故の原因となりやすいのは、滑り台、ブランコ、鉄棒やジャングルジムなどがあげられ、年齢は6歳以下が多く、「墜落、転落」による上肢や顔の怪我が多いです。
応急処置のポイント
Rest(圧迫) 損傷部位の腫れ、血管や神経の損傷を防ぐ目的で患部を安静に保ちます。
Ice(冷却) 氷を使って患部を冷やしていきます。
冷やす理由として、血管は冷やされると細くなって性質があるため内出血や腫れを最小限に防ぎ、炎症を抑えてくれるため痛みを軽くすることができます。
氷を皮膚に直接当ててしまうと凍傷を起こしてしまうのでビニール袋に氷を入れ、タオルなどの布で包んでから当てていきます。湿布には身体の中を冷やす効果はないので必ず氷を使ってください
Compression(圧迫) 圧迫は患部の内出血、腫れを防ぐために行います。
冷却と同時に腫れている所を中心に腫れていないところまで軽い圧迫を加えながらテーピングや伸びる包帯を使って固定します。
その際スポンジなどのやわらかいものがあれば患部に当ててあげると皮膚の保護も出来るのでおススメです。
注意するところは強めに圧迫していたり寝ている時もそのままにするなどしていると血液の流れが悪くなり皮膚が青くなったり、さらに神経を圧迫してしまい痺れが出てきてしまう事があります。
Elevation(挙上) 重力の影響で血液は下に滞りやすいです。そのため患部を安静にする際は血液を全身に送る役割をしている心臓よりも高い位置に置いてあげるのが望ましいです。
安静に寝かせる・意識・動きを確認
安静に横に寝かせ、意識や手足の動きを確認しましょう
いつもに比べてママやパパの声掛けに反応しなくなったり、ぼーっとしてないか確認しましょう。
冷却・骨折を疑う場合には副え木
氷のうなどで冷却し、手足の骨折を疑う場合は副え木などで固定しましょう
水道水で洗浄・圧迫止血
傷があれば水道水で傷口の汚れをしっかり洗い、出血している部位は清潔なガーゼやタオルなどで圧迫止血しましょう。絆創膏や包帯で固定しましょう
家庭の予防のポイント
✔︎子どもがよじ登らないように、踏み台になるようなものは極力置かない。
✔︎テレビ台やテーブルの角を保護する。
✔︎危険だと思う場所に行かない。危ないなと感じたら目を離さない
