3・4か月健診について

今回は、3、4か月健診についてお話ししますね☺️✨
対象月齢になると、川口市からお手紙(質問票等)が届きますので、ご確認お願いします☺️✨
当院では 4か月以降(4か月のワクチンと同日)の受診をおすすめしております👶✨
①身体所見(疾患の有無)
②発育(身長・体重・頭囲)
③発達(運動面と精神面)
について、確認をしています。
お子さんの全身の状態を確認します✨
姿勢、聴力・視力、呼吸音・心音、股関節の開き具合、臍ヘルニアの有無、外陰部まで盛りだくさんです😲❗
聴力や視力などもお母さんからお話を伺って確認したり、音のするおもちゃを使ってお子さんの反応を確認させていただいています👀👂
特に股関節脱臼については、治療の観点から早期発見が望まれており、先生がしっかりカエルさんのように🐸お子さんの股関節を確認させていただきます👨⚕
①成長曲線の帯(色がついた部分)に計測値が入っているか
②前回の計測値と比べて、成長曲線が右あがりになっているか
③カウプ指数(大人でいうとBMIです)はどうか
④出生体重からの体重増加はどうか
⑤頭囲が急激に大きくなるようなことがないか
もし、成長曲線が平行ぎみもしくは、右に下がってきた場合には授乳量を見直すタイミングかなと思います🤔
具体的にどのくらいミルクの量を増やしたらいいのか
次はどのタイミングで計測したらよいのか
成長曲線が「緩やかなのか」「順調なのか」
など、疑問やご不安が生じるかなと思います。
そのような時は、ぜひ助産師外来をご活用いただきたいです!
一緒に作戦会議できればと思います💪✨
運動発達
運動発達はさらに粗大運動と微細運動に分けられます。
粗大運動:身体を大きく使う動きのこと(例:座る・立つ・歩くなど)
微細運動:手や指先を使った動きのこと(例:指先でものをつまむ・絵を描く・箸をもつなど)
3、4か月時の粗大運動としては、首のすわりや、うつ伏せ時に頭や胸をあげられるかを確認しています😊
微細運動は、左右180°おもちゃなどを目で追えるかを確認します😊
精神発達
3、4か月になると、あやすと笑う赤ちゃんが増えます。
その他にも、視線があう、「あー」とか「うぁ」とか声を出す、声の方に振り向くかなどを確認しています!
🌸まとめ🌸
発育も発達も離乳食も歯の生え方も…子育てって、個人差が本当に大きいです。
今はSNSなどで情報を入手できるので、同じ月齢のお友達と比較して、発達の面で焦ってしまう…とか、
離乳食パクパク食べる動画見たけど、うちの子全然食べない…とか…。
我が子だからこそ、お友達と比較して焦ってしまう・心配になるのは、親御さんなら自然な感情だと思いますし、心配を完全になくすことは難しいかもしれません。
ただ、ご心配を少なくする・小さくするということは、お手伝いができるかな、お手伝いしたいなと私は日々思っています。
目の前にいるお子さんの成長を大切にしていただきたいなぁと思います。(私自身もそうできるよう頑張ります😂)
「昨日はできなかったのに今日できた!」ということ、きっとありますよね!
「生まれたときは壊れちゃいそうなくらい小さかったのに、随分重くなったな!」とか。
きっとママやパパが、日々お子さんのお世話を頑張ってくださっている証拠だと思います。
発育についても発達についても、ご心配があれば、いつでも助産師外来にお越しいただければと思います。
ママやパパと一緒にお子さんの成長を見守らせていただけたら嬉しいです😊🍀
長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました!