Sunnyコラム

小児科コラム

ことばの促し方

こんにちは!Sunnyキッズクリニック 助産師の柴山です!😊✨

 

子育て中のお父さん・お母さん、毎日お疲れ様です🙇‍♀🍀

我々がお世話しないと生きていけないお子さんを生かし、我々も生きていることだけでもう100点満点…💮💮

と、思いながら自己肯定感を高めている柴山です…日々本当にお疲れ様です🙇

今日も頑張りすぎない程度にいきましょう…!💪

 

ところで、みなさん!

お子さんの発達って気になりませんか…?(私は職業柄か、気になります😂)

お子さんの発育も目でみてわかりますが、発達も目でみてわかりますよね…

例えば歩く(運動発達)こと。同じ月齢の子がもう歩いているのに、うちの子はやっと立ち始めたところ…とか。

 

ことば(精神発達)もそうですよね。同じ月齢なのに、こんなにお話上手なの?!とか…。

どうしても目で見えてしまうので、不安や焦りがあるのかなと思います。大事な我が子のことですし。

 

前置きが長くなりましたが、今回は時々ご質問いただく、言葉の促し方についてブログを書こうと思います!

 

 🌸\このブログを読むとわかること/🌸

・「ことば」ってなんだろう?

・ことばを促すためにどんなことをすると良い?

 

「ことば」ってなんだろう?

「ことば」は3つの要素でできていると言われています。3つの要素とは

①発語:例えば「りんご」と発声すること

②意味の理解:「りんご」は何かを理解すること

③コミュニケーション:「りんご」ということばを使って周囲とやりとりをすること

です!

例えば、「りんご」を「りんご」と理解し、「りんごは食べ物」と理解してから、「りんご 食べたい!」「りんご あったよ!」と周囲に伝えるためにことばを使うようになります。

これには、脳の成長が不可欠ですが、脳の成長には心と身体、両方の成長が必要と言われています。

 

ことばを促すためにどんなことをするといい?

「1歳6か月の健診でことばって何個くらい話すの?」「まだ全然話しそうな気配ないけど…」と思っていらっしゃるお父さん・お母さんもいらっしゃるかもしれません。

ことばを促すために、私たちはどんなことをしたら良いのでしょうか?

①心と身体を育てる

お子さんの生活リズムはいかがですか?人間の身体は昼間は働き、夜は休むようにできています。とくに、脳(神経系)は夜間は働きが悪く、朝になると活性化し、夕方になると休みはじめると言われています。

脳のリズムに合わせた生活をすれば、脳の働きを引き出すことができます。朝は日光を浴びると、脳が働きだし、生活リズムが整うと言われています。昼間は、心も身体も活発になるので、遊んだり話したりできると良いです!

夜は早く休み、翌日の生活リズムに整えましょう。

 

②わかりやすいことばで、ゆったりと話す

お子さんが真似しやすいことばで話かけましょう!例えば「ぶーぶ(自動車)」、「わんわん(犬)」など、音を繰り返すことば(いわゆる赤ちゃんことば)は、お子さんが真似しやすいので、伝わりやすいと言われています。

「車のおもちゃを片付けよう!」とお子さんにいうときも、「ブーブ、ナイナイね〜🚗」などとお話したほうが、お子さんには伝わりやすいです。「ボール、コロコロ〜🎾」なんて声かけも良いですね!

 

③発音に気になるところがあっても焦らない

ことばを正確に発音するためには、ことばを正確にききわけ、舌などをつかって正しく発音する能力が必要です!これらの能力がすでに備わっているお子さんもいれば、徐々に身につけていかれるお子さんもいます!

「発音に気になるところ」を具体的にお話しすると、「うさぎ」を「うちゃぎ!」、「でんしゃ」を「(でん)しゃ!」などと教えてくれるお子さんです。

つい、親心としては「正しい発音をしてほしい!」と思ってしまいますよね…🥺ですが、もう少しお子さんの発達を待ってあげてください🥺🙇‍♀

「うちゃぎ!」や「(でん)しゃ!」と伝えてくれるお子さんには、「うさぎさん、いたね〜!」とか「でんしゃ、かっこいいね!」など、さりげなく正しい発音を教えてあげてください!

 

④お子さんが好きな遊びをして、ほめる

お子さんが好きな遊びのなかから、物の名前などにふれることは、ことばを促すうえでよい経験といわれています。

お子さんが好きな絵本やおもちゃ、興味があることをとおして、お父さんお母さんと一緒に遊んだり、ことばを話したら「すごいね〜!」「よく知ってるね〜!」などたくさんほめてもらえると、お子さんにとって楽しい経験になります😊

 

⑤スキンシップなど身体を使った遊び

スキンシップによる感覚刺激は、脳の発達を促す役割があると言われています。こちょこちょして、お子さんが笑い声をあげるのも実は発語の練習になっています!

また、大好きなお父さんお母さんとのスキンシップをとおして、人との関わりを楽しむということばの3つの要素である「コミュニケーション」の土台になりますので、お子さんとたっぷりふれあってください!😊✨

 

⑥五感をつかう

犬を触りながら「わんわん ふわふわだね〜!」、電車を見ながら「でんしゃ はやいね! びゅーん!」など、五感をつかいながらお話しするのも良いといわれています!

お散歩しながらや、動物園にいきながら なども良いかもしれません☺️

 

⑥一緒に挨拶をする

「こんにちは」「ありがとう」「いただきます」など、挨拶は繰り返されることが多いので、お子さんにとっては覚えやすいことばと言われています。

お父さんお母さんが、挨拶したあとに、お子さんにも視線をあわせ「〇〇ちゃんも おはようございます ね〜!」などと、無理強いはせずに言ってあげるのも良いかもしれません😊

 

特別にたくさん話しかけなきゃ…と思わなくても、お子さんのお世話をしながらお父さん・お母さんが話しかけてくださることは、たくさんあると思います。

「おむつ 替えるよ〜」とか「寒いね〜」など、きっと話しかけてくださっていますよね。

それを普段から意識的にしていただくだけでも、とても良いことなので、ぜひ続けてみてください☺️✨

 

いかがでしたでしょうか?

子育てに悩みや疑問はつきものですよね…

当院の助産師外来は、こういった授乳以外のお話しもかまいません!☺️子育てに係ることはお気軽にご相談ください!

ご来院をお待ちしております🙇✨

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