子供のカルシウム足りてる?卒乳に向けた乳製品の摂り入れ方4つのステップ
こんにちは!

今日は、最近相談を受ける中で少し気になった卒乳時の乳製品の摂り入れ方についてお話ししたいと思います。
まず、卒乳とは一般的には母乳や乳首を使って飲む粉ミルクを飲むことをやめて卒業することを言います。
いつがいいか?ということは、もうご家庭のお考えやご状況は様々ですから一概になんとも言えないのが正直なところです。そしてご家族が出した答えが正解だと思っています。
いつまで飲んだかというよりは、その時の栄養フォローができているかがとても大切なのでそこをしっかりポイントを掴んでいきましょう!
まず、相談を受けていて多いなと感じるお悩みは、
・卒乳してしまうと水分が足りるか心配
・卒乳を考えているけれど栄養が足りるのか心配
・牛乳はいつからがいいの飲ませていいのか?
・チーズは食べさせていいのか?
などなどです。いろいろ不安はあると思いますが、卒乳後で大切であるポイントは、カルシウムとタンパク質の補給です。それを食事からしっかりサポートすること!
そこで卒乳に向けての乳製品の与え方を4つのステップにしてご紹介します。
ステップ1
1歳頃・・・母乳やミルクの必要量は、300~400mlくらい
無糖ヨーグルトか牛乳の適量は50mlくらい、チーズは10gくらい
離乳食の中に無糖ヨーグルトや牛乳を使って乳製品の味に慣れていくことをしていきましょう!チーズも料理に摂り入れていきたいですが塩分が多いので量には注意です。
ステップ2
1歳2ヶ月頃・・・母乳やミルクの必要量は、100~200ml
無糖ヨーグルトか牛乳の適量は100mlくらい、チーズは20gくらい
食後の母乳やミルクがなくなってきたら、牛乳・乳製品の量を増やしていきます。温めた牛乳などをコップで飲む練習もしていきましょう!
ステップ3
1歳3ヶ月頃・・・母乳やミルクの必要量は、0ml(卒乳)
牛乳の適量は400mlくらい
一人で歩けるようになったり、食事がよく食べられるようになった、コップ飲みができるようになったなどが目安でちょうどこの頃が卒乳しやすい時期です。夜の母乳やミルクがなくなったら卒乳となります。(あくまでも目安ですので個人差はあります)
ステップ4
1歳6ヶ月頃・・・牛乳の適量は400ml
離乳食も終わることが多く、幼児食のスタートするころですね。体重も10kg〜11kgくらいになり卒乳できる体になっています。ここからは、体をしっかり作っていく時期に入りますので1日の食品目安量で1歳頃より増える食品を確認して食事を進めていきましょう!
以上の4ステップを踏んでいくとよりスムーズに心配なく母乳や粉ミルクから、食事や牛乳・乳製品への移行が行えるかなと思いますので参考にしてみてください。
もし、1日の食品目安量が心配だなとか、うちの子の場合はどうなんだろうなど心配や不安がありましたらどうぞお気軽に栄養相談の方にいらしてください。
管理栄養士の2人が、どのご家族に対しても寄り添いながらご相談を承っております。
多くのご家族が、来た時よりもおかえりの時の方がとっても明るい表情になっています。
パパやママがそんな表情に変わると、一緒に来てくれるお子様も不思議と安心した様子に変わります。
私はそんな変化を見れることがとっても嬉しいです。
サニーキッズクリニックは病気の時に行く場所というだけでなく、なんでも話せる安心の場所。絶対的な味方でいる場所です。だから行くと不思議と元気になる場所であったらいいなと思っておりますので特に悩みはないけれどなんとなくモヤモヤするぞという時にでも是非にいらしてくださいね。
私も子育て中、本当に温かい小児科さんに何度も気持ちを助けられて子育てを楽しめました。だからこそ小児科で働きたいなと思ったのもここにいる大きな理由です。
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スタッフ一同365日いつでもお待ちしております!!
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
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