小児科コラム
便秘治療で夜尿が改善!?|腎臓専門医が丁寧に対応します

こんにちは。Sunnyキッズクリニック川口駅前院の分院長・高橋です。
今回は、夜尿症(おねしょ)と便秘症の関係性についてお話しいたします。
夜尿症のお子様は、便秘合併率が高い。
排便について質問すると、「3〜4日に1回です。」とおっしゃる保護者の方が意外と多いです。
実は、夜尿症のお子様は、便秘を合併している可能性が高いという報告があります。
お子様の小さな骨盤腔内に便の塊があると、直腸に隣接する膀胱を物理的に圧迫します。
膀胱が圧迫されると、膀胱の容量が減ってしまうので、多くの尿を溜められなくなります。
特に夜間尿をたくさん溜めなければならないので、溜められないとおねしょしてしまうのです。
うんちを溜め込まず、定期的に排便することが、便秘症だけでなく夜尿症にとっても大事です。

夜尿症のお子様は、うんちが硬いことが多い。
うんちの性状を質問すると、「毎日出ていますが固くて、時間がかかったり、たまに痛がったりします。」というご相談を受けることがあります。
毎日排便があったとしても、それが快便でなければ、便秘と判断し、治療します。
硬便と夜尿の関連に関する報告も複数あり、便が硬いことでも膀胱の拡張機能が低下することも分かっています。
排便頻度だけではなく、便の状態を確認することが重要です。

生活指導と便秘治療を行うだけで、夜尿が良くなることも!
「夜尿症診療ガイドライン2021」には、便秘治療で便秘が改善した群は、改善しなかった群と比較して、昼間の尿失禁や夜尿の消失率が高いと報告されている、と記載されています。
私自身、夜尿だけでなく便秘を合併しているお子さんに対して生活指導と便秘治療を行うだけで、おねしょが減った、あるいは消失したケースをたびたび経験しております。
夜尿症はさまざまな要因が複合的に重なって生じてしまうことが多いので、その一つ一つを見極め、丁寧に対処することで徐々に改善することが期待できます。

Sunnyキッズクリニックでは…

川口駅前院の私が腎臓専門医の資格を保有しており、夜尿症に関する専門的な診療・指導を行っております。
夜尿症単独ケースだけでなく、昼間のおもらし(昼間遺尿)や便失禁(遺糞症)を伴うケース、
また、発達障害(神経発達症)やADHDを合併するケースにも多く対応してきました。
また、発達障害(神経発達症)やADHDを合併するケースにも多く対応してきました。
今後も私自身のこれまでの診療経験を活かし、保護者の方と一緒に悩み、考え、寄り添う診療を続けてまいります。
川口エリアで夜尿症についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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