幼児食の壁を乗り越える!2歳児だからこそ大切にしたい噛む力を育てる食事法
こんにちは!管理栄養士の六角です。
今日は、離乳食を卒業し、幼児食に移行した2歳ごろのお子さまの食事についてお話ししたいと思います。
離乳食の本には1歳半くらいまでのことが丁寧に書かれているため、熱心に進めていた親御さんほど、「この後はどれくらいあげたらいいの?」と戸惑ってしまうかもしれませんね。
離乳食の流れで、まだまだやわらかい形態を好む子も多く感じられますが、2歳半くらいからは奥歯が生えそろう子も多く、よく噛んで咀嚼力(そしゃくりょく)を育てていく重要な時期でもあります。
そのため、離乳食を卒業し、幼児食になった頃から、食卓に出す食材の硬さや形状を少しずつステップアップさせていきましょう!
🦷 2歳児の噛む力を無理なく育てる3つの工夫
大切なのは、「噛まなくても大丈夫な柔らかさ」ではなく、「噛まなきゃいけない硬さだけど、かみやすくしてあげる」ことです。
1. 肉や野菜のサイズは大きくしながらも繊維を短くする工夫
お子さまのお口は開けても高さ1cmほど。このサイズ感を意識して食材をカットしてあげると食べやすくなります。
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茹で野菜は1cm長さを目安にする
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肉には隠し包丁を入れる
2. 食材の硬さは大人の1/5を目安に(歯茎で潰せるくらい)
まだ咀嚼の練習段階であり、お子さまの咀嚼力は体重に比例し、大人の1/5程度しかありません。この力を考慮して食材を用意しましょう。
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生野菜はまだ負担が大きいので、煮た野菜が中心で大丈夫です。
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ハンバーグなど柔らかい食材に、噛む練習になる食材を少しずつ混ぜ込みましょう。
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例:柔らかいハンバーグやつくねに、茹でた蓮根(れんこん)を細かく混ぜ込むなど。
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ポイント: いつまでも柔らかすぎる食事だと、せっかくの発達時期に「丸飲み」する癖がついてしまいます。まずは「噛む」という行為を美味しく、楽しく訓練していきましょう!
栄養外来で「幼児食の悩み」をご相談ください
今日は噛む力と食事の硬さについてお話ししました。次回は、2歳児にぜひ摂って欲しい栄養のお話をしたいと思います。
幼児食や2歳ごろの食事の悩みは子育てにはつきものです。「こんなこと相談したら恥ずかしいかな」と思わずに、どんな小さなことでも不安なことがあれば、ぜひ栄養外来へお越しください。
管理栄養士が寄り添いを大事に、一緒に解決策を考えたいと思っています。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。