【助産師解説】赤ちゃんが奇声をあげるのはいつから?「あー!」と叫ぶ理由とクーイング・喃語の違いとは?
こんにちは。Sunnyキッズクリニック助産師の吉原です。
当院の助産師外来には、生後2週間から1歳を過ぎたお子さんまで、毎日たくさんの赤ちゃんが来院されます。泣いたり笑ったり、時には人見知りをしたり……。日々、赤ちゃんの可愛らしい姿に私自身もパワーをいただいています。
先日、外来に来られたお母さまから、こんなご相談をいただきました。 赤ちゃんが突然、大きな声で「あーーーー!!」と叫んだ時のことです。
「最近、急にこうやって奇声をあげることがあるんです。これって普通のことですか?」
驚かれるお母さまを前に、赤ちゃんはとってもご機嫌な様子。 私は、「これは赤ちゃんがお話しする練習をしているんですよ。こんなに大きな声が出せるようになったなんて、成長の証ですね!」とお伝えしました。
赤ちゃんに「大きな声が出たね、すごいね!」と声をかけると、まるでお返事をするように、もう一度「あーーーー!!」と元気な声を届けてくれました。その絶妙なタイミングに、お母さまと一緒に思わず笑顔になった素敵なひとときでした。
しかし、昨日まで静かだった赤ちゃんが急に叫び出したり、今までと違う発声をしたりすると、「どこか苦しいのかな?」「情緒が不安定なの?」と不安になってしまうこともありますよね。
そこで今回は、赤ちゃんの成長過程で欠かせない**「赤ちゃんの発声(クーイングや喃語)」**について、その理由や時期を詳しく解説します。
この記事を読めば、赤ちゃんの「あー!」という叫び声が、実はとっても喜ばしい成長のサインであることが分かり、毎日のお世話がもっと楽しくなるはずですよ。
クーイングとは、生後2-3ヶ月くらいから始まる赤ちゃんの発声で、「アー」「ウー」など単音を伸ばした発声のことを言います。
唇や舌を使わないので、喉から声が出ているようなイメージです。
クーイングは、喉や声帯が発達していく過程で見られる現象なので、赤ちゃんとしては、息と一緒に偶然声が出てきた!というかんじなので、声が出ることが分かると、赤ちゃん自身も面白くなり、繰り返し行うとも言われています。
いわゆる赤ちゃんのマイブーム的な遊びのひとつです。
とっても可愛いクーイング、小さな声で可愛らしくというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、中には「ヴーッ」と低音で唸るように発生したり、「アーッ」と高い声で叫ぶように発声する場合もあります。
それぞれの個性として、どんなクーイングをしているか、またクーイングがどんなふうに変わっていくか楽しんでみてくださいね。
喃語とは、生後5ー6か月くらいから始まる、子音+母音が連続するような発声のことを言います。「ばばば」「ままま」「だだだ」などの声が聞かれるようになり、唇や下の動きが加わってきます。
意味ある言葉を話す前の発声練習ともいわれ、だんだんと声の高低差や音の種類に変化をつけることができるようになってきます。
急に叫ぶようになるとびっくりしてしまいますが、声の大きさや、音を変化させることの練習をしています。赤ちゃんの自主練と思い、温かく見守ってみてくださいね。
赤ちゃんとしては、偶然声が出てきた声なので、何かをして欲しいなどの意味を持たないこともありますが、クーイングや喃語に対して、反応してあげることは、赤ちゃんの喜びや楽しさにも繋がります。
ママやパパなどから返ってくる反応や触れ合いは、赤ちゃんの成長にとって良い影響となり、その後の発語や、コミュニケーションにも繋がっていきます。
赤ちゃんがクーイングや喃語を始めたら、赤ちゃんのお顔をみて、「おはなし上手だね。」「とっても可愛い声が出たね。」など何でも良いので、反応し、積極的にコミュニケーションをとってみてくださいね。
さいごに
クーイングや喃語などは、個人差があります。大人と同じように、おしゃべりな赤ちゃんもいれば、静かな赤ちゃんもいます。
発声や発語が見られないと心配になるかもしれませんが、焦らず、赤ちゃんのお顔をしっかりみて、たくさん話しかけたり、遊んでみましょう。
Sunnyの助産師外来では、授乳や体重増加などの困り事の相談だけでなく、様々な育児相談も承っています。お気軽にご相談下さい。
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