子どもの病気コラム

感染症

ほっぺが赤くなる?「リンゴ病(伝染性紅斑)」ってどんな病気?

こんにちは、Sunnyキッズクリニックです🌞

今回は、お子さんに多い「リンゴ病」についてご紹介します。


🩺 リンゴ病ってなに?

正式名称は「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」。

名前の通り、ほっぺがまるでリンゴのように赤くなることが特徴です。

原因は「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスで、主に幼児〜小学生くらいの年齢のお子さんに多くみられる感染症です。


🌡 主な症状と経過

① 風邪のような初期症状(感染から約1週間後)

  • 微熱

  • 鼻水

  • だるさ(倦怠感)

この時期はまだ発疹が出ておらず、風邪と区別がつきにくいのですが、実はこの時が最も感染力が強いタイミングです。

📌 感染経路

  • 飛沫感染(咳やくしゃみなど)

  • 接触感染(共用のタオルやコップなど)


② 赤いほっぺと発疹(感染から10〜14日)

  • 両方のほっぺが赤くなる(リンゴのように)

  • 腕や脚に「レース状・網目状」の発疹が広がる

このころになると、ウイルスの排出はほとんどなくなり、周囲にうつす心配は少なくなります


③ 発疹の経過

  • 1週間ほどで自然に消えていきます

  • 日光や熱(お風呂や運動)で再び発疹が出ることもありますが、心配はいりません


🤰 妊婦さんは特に注意が必要です!

リンゴ病自体は軽い症状で済むことが多いですが、妊娠中の感染は注意が必要です。

  • 妊婦が感染すると約20%の確率で胎児にも感染

  • さらに、そのうち約20%で「胎児水腫」や「胎児貧血」を起こすことがあります

  • 特に妊娠20週未満の感染は要注意とされています

💡妊婦さんでリンゴ病の感染が心配な方は、抗体検査超音波でのチェックを受けることができます。必ず医師にご相談ください。


💊 リンゴ病の治療とホームケア

リンゴ病には、特別な治療薬はありません。

ウイルスに対するお薬はないため、**症状に応じた対症療法(熱やかゆみへの対応)**を行います。

  • 発熱があれば解熱剤

  • かゆみがあれば保湿や抗ヒスタミン剤 など

ほとんどの場合、自然に回復していきますので心配はいりません


🧸 おうちでできるケアと予防のポイント

  • 手洗い・うがいをこまめに

  • 感染が広がりやすい時期(冬〜春先)には注意

  • 風邪のような症状が出たときは早めの受診を


Sunnyよりひとこと🌞

「リンゴ病」という名前に少しほっこりしてしまいますが、感染のピーク時は他のお子さんやご家族にうつしやすいため注意が必要です。

また、妊婦さんが近くにいる場合には、感染拡大を防ぐための配慮も大切になります。

いつもの風邪と少し違うかな?と思ったときには、ぜひお気軽にご相談くださいね😊


🔗 Sunnyキッズクリニックは、子どもとご家族が安心して過ごせる医療を目指しています。

感染症シーズンも、いっしょに乗り越えていきましょう!