お知らせ
Sunnyの裏側に潜入🎤『よりよい医療を届けるために…看護師たちの作戦会議!』
今回は始動したばかり企画として、Sunnyの裏側「見えない努力」を取材します ! !
よりよい医療を届けるために──
主体性と成長を支える「看護師会議」の役割とは
当法人では、タイミングを選ばないお子様の体調不良に対応できるよう、365日診療を続けています。
そのため、日々来院される患者様の症状や悩みもさまざま。
同じように、働くメンバーも365日ずっと同じというわけではありません。
だからこそ、それぞれが自分の業務だけにとらわれず、周囲の状況を見ながら柔軟に連携していくことが大切です。
その連携力を育む時間として、スタッフ一人ひとりが主体的に考え、成長する機会として各院で定期的に行っているのが、 「 看護師会議 」 です。
会議の進め方や内容は院によって少しずつ違いますが、今回はその中から、戸塚安行院の様子を取材。
分院リーダーである神山さんに、看護師会議の目的や実際の雰囲気について、お話を伺いました!
看護師会議とは? 全員が前向きに集まる理由
神山さん:看護師会議は、勤務形態(正社員・パート)に関係なく、4つの分院それぞれで月に1回ほど、木曜日の午後に開催されています。
内容としては多岐にわたり、
・新しい施策の実現に向けた話し合い
・医療事務会議で出た変更点や課題の共有
・良い看護実践の共有インシデントの振り返り
・インシデントの振り返り
・看護師一人ひとりの教育進捗や今後の希望のヒアリング など。
売上や診療人数といった「数字」に焦点を当てる場というよりも、「一人ひとりの成長」や「今後の取り組み」についてじっくり話し合う時間になっています。
神山さん:はい。全員参加しています。
Sunnでは業務内容としても、パートスタッフも責任ある業務を担い、教育水準も正社員と変わりません。
そのため、方針を理解し納得した上で取り組みたいという想いを持つ方が多く、もともと強制参加ではなかったこの会議にも、自然とみなさん前向きに参加してくれています。
主体性があるからこそ実現できる、看護師会議ならではの内容と進め方
神山さん:Sunnyとしては、法人やリーダー層からの一方的な指示を伝えるトップダウンではなく、現場の声を反映させるボトムアップの方針を大切にしています。
実際に働くメンバーの 「 どう思う? 」 「 どうやってやってみたい? 」 といった声を尊重し、自分たちで納得できる方法を話し合って決めていくスタイルです。
この会議は、 「 決まったことを伝える場 」 ではなく、 「 内容を理解し、解決法を考え、話し合ったことを納得して実行するための場 」 でありたいと思っています。
そのため、課題に対する解決策の提案や、新施策の概要をもとに、どう対応していくかをメンバー同士で話し合っています
神山さん:医療事務会議での変更点や課題・質問は、必ず看護師にも共有されます。
他の医療機関では、医師や看護師が決めたことを医療事務が実行するという流れが多いかもしれませんが、当法人では専門職間の垣根をなくし、立場に上下をつけずフラットに協力し合うことを大切にしてきました。
そのため、看護師も「どうすれば医療事務が仕事しやすくなるか」を常に考えています。
ーーこのような共有があることで、「医療事務の声もちゃんと届く場所がある」と感じれますね。
神山さん:そうですね。
業務の特性上、看護師は患者さんの状況や理解度に応じてわかりやすく説明することが得意です。そのため、説明のルールは看護師が決め、それを医療事務が支える体制になっています。
医療事務の業務はルールが必要であり、工程も多岐にわたるため、看護師が先回りしてサポートすることで効率的に動ける体制になっています。
だんだんと育ってきた、会議のルールと向き合い方
神山さん:最初は、「普段から話せているから、わざわざ会議は必要ない」という意見もあり、実際に会議がなかった時期もありました。
でも今振り返ると、その頃はその場しのぎの対応や、表面的な実は表面的な解決に留まっていたことが、多かったのかなと気づきました。
そんな中で、「もう少し話し合いたい」「もっと深く共有したい」という声が上がるようになり、それが「会議を開きたい」という想いに変わっていきました。
今では、メンバーが自ら主体的に会議を運営してくれているので、一人ひとりが責任をもって参加し、対応も改善も進んでいます。
「やらされてる会議」ではなく、「やりたい会議」だからこそ、意味のある時間になっていると感じます。
神山さん:実は、普段から会話が多くコミュニケーションも活発なので、その延長でついフリートークになってしまい、結論が出ないこともありました(笑)。
でも、あるスタッフが医療事務会議を見学して「会議ルール」を導入してくれたことで、議事録や役割分担が明確になり、会議の進行も整理されて、より建設的な場になってきたんです。
それぞれの意見を尊重しながらも、「組織として統一して動く」ことの大切さを学べたと思います。
神山さん:会議がなかった頃もあったように、普段の業務の隙間時間でも課題を解決できる職種ですが、あえて立ち止まって話し合うことで、新しいシナジーが生まれると感じています。
議題を事前に考え、知恵を持ち寄ることで、より持続可能で現実的な方法にたどりつけるんです。
患者さんがいない時間に集中して話し合える環境も、結果的によりよい看護の実現につながっていると感じます。
これからも成長しつづける看護師会議へ
神山さん:会議は「何かを教えてもらう場」ではなく、「自分が持っているものを誰かに教える場」にもなってほしいと思っています。
経験年数に関わらず、誰もが何かしらの強みを持っていて、それを共有し合うことで、看護の質がぐんと上がります。
いろんなバックグラウンドを持った看護師が集まっているからこそ、お互いに学び合う文化をつくっていきたいですね。
今回見えてきた、看護師たちの作戦会議!の様子とは・・・
元々なかった会議が生まれ、その意味や必要性が少しずつ高まっていった過程。
そして、会議を通して、業務への主体性や責任感が自然と育っていった様子が、とても印象的でした。
このインタビューからは、普段どれだけスタッフ同士が院内のこと、そして患者さんのことを真剣に考えているかが、伝わってきます。
なにより、「自分が持っているものを誰かに教える場になってほしい」というメッセージには、お互いを尊重し合い、学び合う空気感がにじみ出ていました。
患者様のためにできることを、自分たちの得意や視点を活かして形にしていく——。
そんな姿が、いつも以上にキラキラと頼もしく感じられた時間でした✨
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