小児科コラム

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HPVワクチンのキャッチアップ接種が開始しました!!!

2022年4月からHPVワクチンの積極的勧奨再開、キャッチアップ接種が開始されました!

癌が予防できる夢のワクチン HPVワクチン  ~子どもを守る、家庭を守る、社会を守る~

 

今回はキャッチアップ接種について簡単にお話したいと思います。

国内外の研究でHPVワクチンの有効性・安全性が確認され、約9年の歳月を経て積極的勧奨が再開されました。積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した年齢層への無料でのキャッチアップ接種が開始されました。詳細は以下になります。

 

◎対象

①1997年4月2日〜2006年4月1日に生まれた女性(16歳〜25歳)

※2006、2007年度生まれの方は、通常の接種対象(小学校6年〜高校1年)を超えても、2025年3月末まで接種可能。

②過去に合計3回のHPVワクチン接種を完了していない

 

◎期間

2022年4月〜2025年3月の3年間

 

◎費用

無料(公費負担)

※1回接種したことがある方は残り2回、2回接種したことがある方は残り1回、公費で接種できます。

 

◎ワクチンの種類とスケジュール

①サーバリックス(2価ワクチン)

②ガーダシル(4価ワクチン)

※シルガード9(9価ワクチン)は公費接種の対象ではありません。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000918718.pdf

 

◎有効性・安全性

16歳以下の接種で最も高い有効性を示すことがわかっておりますが、20歳頃の初回接種まではある程度有効性が保たれていることや、性行経験がない場合はそれ以上の年齢についても一定程度の有効性があることが示されております。また定期接種の対象年齢を過ぎての接種において、明らかな安全性の懸念は示されていません。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000854571.pdf

 

子宮頸がんは年間1万人が罹患し、約3000人が死亡する恐ろしい疾患です。子育て世代のお母さんが家族を残して亡くなるケースが多いことから、海外では『Mother Killer(マザーキラー)』と呼ばれております。それを予防できるHPVワクチンはお母さんを守るだけでなく、家庭を守る、最終的には社会を守る、それだけ意義のあるワクチンだと考えます。

 

また有効性の高いHPVワクチン接種と定期的な子宮頸がん検診(20歳以上は2年に1回)を組み合わせることで子宮頸がんは根絶可能な癌と言われております。

 

定期接種対象者(小学校6年生〜高校1年相当)だけでなく、キャッチアップ接種対象である方々にもぜひこの機会を逃さず、HPVワクチン接種をご検討いただけたらと思います。

 

現在Sunnyキッズクリニックでは定期接種・キャッチアップ接種としてガーダシル(4価ワクチン)接種を行っております。また自費にはなりますが定期接種・キャッチアップ接種対象外の男女(女性であれば26歳以上、男子であれば9歳以上)の接種も受け入れております。自費での接種となり1回16000円、3回48000円という値段になりますが、有効性(HPVに起因する癌の発症予防効果)はかなり高いため、当クリニックでは接種をお勧めしております。接種について何かご質問ありましたらお気軽にご相談してください。

 

◎男性接種について

海外では約40か国の地域ですでに男性も定期接種の対象となっています。HPVは女性の子宮頸がんの原因になるだけではなく、男性の陰茎癌、男女の中咽頭癌、男女の肛門癌の原因の多くを占めるとされます。よって男性のHPVワクチン接種は自身を守るだけでなく、パートナーを守ること、最終的には社会を守ることに繋がると考えられています。

 

HPVワクチンは子宮頸癌をはじめ、HPVに起因する癌に対して高い予防効果があります。子どもを守る、家庭を守る、社会を守るため、HPVワクチン接種をご検討ください。

 

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Sunnyキッズクリニック
院長 若林 大樹

院長 若林 大樹

資格

日本小児科学会 専門医

所属団体

日本小児科学会

日本小児アレルギー学会

日本周産期・新生児医学会

NCPR プロバイダー