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【助産師監修】母乳を上手に飲ませるコツ!「ポジショニング」と「ラッチ・オン」を解説

こんにちは!Sunnyキッズクリニック助産師の吉原です🌟

授乳をしている中で、「赤ちゃんがうまく飲めていないみたい」「乳首が切れてしまって痛くてつらい」と悩むことはありませんか?

母乳育児を頑張りたいと思っていても、授乳が「痛み」や「負担」になってくると、続けていくのが大変ですよね。実はお母さんがリラックスし、赤ちゃんが上手に吸着できれば、トラブルの多くは解決できます。

今回は、母乳育児を楽しく続けるための重要ポイント、**「ポジショニング」と「ラッチ・オン」**について詳しくお伝えします。


1. 「ポジショニング」:お母さんも赤ちゃんも楽な姿勢を

ポジショニングとは、授乳するときの姿勢のことです。横抱き、縦抱き、フットボール抱きなど、どんな抱き方にも共通する基本の3ポイントを押さえましょう。

① 赤ちゃんを「お母さん」に引き寄せる

お母さんが赤ちゃんのお口に合わせて前屈みになるのではなく、赤ちゃんをお母さんの体の方へ引き寄せましょう。 前屈みは腰痛や肩こりの原因になります。

② 授乳枕やタオルで高さを調節

赤ちゃんの鼻がお母さんの胸の高さにくるのが理想です。手や腕だけで支えるとすぐに疲れてしまうので、授乳枕やクッションをフル活用して、お母さんがリラックスできる高さを作りましょう。

③ 赤ちゃんの体全体をお母さんと向き合わせる

赤ちゃんの顔だけがおっぱいの方を向くのではなく、**「お腹とお腹を合わせる」**ように体全体を向き合わせます。赤ちゃんの耳・肩・腰が一直線になる姿勢を意識してください。


2. 「ラッチ・オン」:上手な吸着でおっぱいを守る

ラッチ・オンとは、赤ちゃんがおっぱいをお口に含む動作(吸着)のことです。これが上手にできていないと、効率よく飲めないだけでなく、乳頭の傷や痛みの原因になります。

☝️ ラッチ・オンを成功させる6つのコツ

  1. 乳輪・乳頭を柔らかくほぐす おっぱいが張って硬いと、滑ってうまく吸い付けません。含ませる前に、指で優しく押して柔らかくしておきましょう。

  2. 乳房を「潰すように」持つ 赤ちゃんの小さなお口に入るよう、乳房を少し潰してサポートしてあげます。

  3. お口を「大きく開けた瞬間」に咥えさせる 口が開ききらないうちに咥えさせると、浅飲み(先っぽだけ吸う状態)になり痛みの原因に。全開になったタイミングを狙いましょう。

  4. 「下顎から」乗せるイメージで 赤ちゃんの下唇が乳輪の境目にくるよう、下顎に乳房を乗せてから、上顎を被せるように含ませます。

  5. 「あひる口」を確認 赤ちゃんのお口がドナルドダックのような「あひる口」になっていて、乳輪がしっかり隠れるくらい深く吸着できているか確認しましょう。

  6. 肩の力を抜いて密着をキープ 授乳中にお互いの体が離れないよう密着させつつ、お母さんは肩の力を抜いて深く呼吸しましょう。


3. 上手な吸着のイメージは「大きなハンバーガー」!🍔

ラッチ・オンを説明するときによく使う、分かりやすいイメージをご紹介します。

**「大きなハンバーガーを一口でパクッ!」**とする場面を想像してみてください。 ハンバーガーを少し潰して、口を大きく開け、下顎にグッと押し当ててから、上からパクッと覆いかぶせますよね。授乳もまさにそのイメージです!


最後に:お困りの際は助産師外来へ

「痛みが改善しない」「ちゃんと飲めているか見てほしい」など、少しでも不安があるときは、一人で抱え込まないでくださいね。

Sunnyキッズクリニックの助産師外来では、実際の授乳の様子を確認しながら、お母さんと赤ちゃんにぴったりの抱き方や含ませ方をアドバイスしています。お困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください🌟

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