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小児科コラム

羞恥心と向き合う夜尿問診の工夫|腎臓専門医が丁寧に対応します

医:高橋
こんにちは。Sunnyキッズクリニック川口駅前院の分院長・高橋です。
オネショについて人前で話すことを、恥ずかしがるお子さんは多いです。
そこで、今回は羞恥心とそれに向き合う夜尿問診の工夫についてお話しいたします。
なぜ、「おしっこ(排泄)の話=恥ずかしい、隠すべきもの」と感じてしまう方が多いのか

排泄の話が恥ずかしいと感じられる理由は、主に社会的ルール、衛生観念、泌尿器関連(性器関連)、心理的要因などが考えられます

社会的ルール

排泄は非常にプライベートな行為であり、他人に隠して行うという文化的な規範(マナー)が植え付けられています。

トイレトレーニングなどを通じて、プレイベートな場でする排泄行為=隠すもの・恥ずかしいもの、という概念を学習します。

衛生観念

排泄物自体は健康な人の場合、実は本来綺麗なもの(成分的にはほぼ水分と老廃物)です。

しかし、体外に出た後に菌が繁殖して分解し、臭いを放つため、「汚い」「不潔」というイメージが定着しています。

泌尿器関連(性器関連)

おしっこをする場所(性器)が性的な部位と重なるため、公の話題にしにくいです。

これが「隠す」という行為につながります。

心理的要因

おしっこの悩みは、「幼児性」を連想させるため、恥ずかしくて人には言えない、隠したいという心理が強く働きます。

特にオネショは「幼児性」を強く連想させるので、お子さんの心理面に配慮した声掛けが必要となります。

オネショ問診時の本人への配慮

上記内容を意識し、本人の認識に配慮しながらそれでいて過剰な配慮にならないように心がけながら、診療しております。

また、「お子さん自身の気持ち」を大切にしております。

 

夜尿症の自分の外来を受診された方はご存知かと思いますが、可能な限り最初にお子さんに問いかけます

「この1ヶ月、どうだった?」  「良い感じ?」  「うまくいかない時もあるかもだけど、どう?」

仮に、本人が実際と違うリアクション(夜尿が多いのに「良い感じ?」と聞かれて頷く、など)をしても、それで良いのです。

これを繰り返すことで、自身で振り返るようになり、次第に本人の認識は変わっていきます。

 

外来で意識していることは、お子さんの①目線、②言葉のチョイス、③言葉の温度感です。

①「目線」は、深層心理を反映しやすいです。

②「言葉」は、本人の普段の認識を反映してくれます。

③「口調」や「言葉の間」は、目線と言葉のチョイスから受け取る印象を裏付けします。

 

夜尿症は、本人の認識によって大きく変化する疾患ですので、カラダとココロの向き合い方を意識した診療を行なっております。

 

 

Sunnyキッズクリニックでは…
医:高橋
川口駅前院の私が腎臓専門医の資格を保有しており、夜尿・頻尿に関する専門的な診療・指導を行っております。

夜尿症単独ケースだけでなく、昼間のおもらし(昼間遺尿)や便失禁(遺糞症)を伴うケース、また、発達障害(神経発達症)やADHDを合併するケースにも多く対応してきました。
今後も私自身のこれまでの診療経験を活かし、保護者の方と一緒に悩み、考え、寄り添う診療を続けてまいります。

川口エリアで夜尿症についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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